2006年12月23日 Sat

勉強会&ハンドインハンド2006

募金箱今年もハンドインハンド中央大会が恵比寿ガーデンプレイスとお台場メディアージュ内で開催されました。

子どもネットからは35人が参加し,たくさんのボランティアさんといっしょに寒空の下,募金を呼びかけました!(もちろんユースも参加しましたよ☆)

また,募金活動の前には,ユニセフスタッフの小林りんさんによるフィリピンの報告・ネットワーカーのインドネシアでのお話を聞いて質問や意見を発表する勉強会が行われました。
 
小林りんさんについて

ユニセフフィリピン事務所(マニラ)でチャイルドプロテクション(子どもの保護)のお仕事をしていらっしゃいます。
子どもの保護の主な対象は「ストリートチルドレン」だそうです。

フィリピンとは?
小林りんさんのお話を聞く
場所:
 フィリピンは東南アジアの国,というイメージがありますが,そんなに遠くないのです。
 沖縄のすぐ先,日本のすぐ隣にある国です。

面積:
 30万平方キロメートル(世界70位;日本は38万平方kmで60位)

人口:
 8800万人(世界12位;日本は10位)
 子どもは1家族あたり平均5〜6人,貧困層の家族では子どもの数が10人を超えることもあり,人口は毎年数百万人ずつ増えているのだそうです。
 このまま増加を続けると10年後には1億人を超えると言われています。

フィリピンは日本にとても近く,面積も人口も同じくらいなのですね!
また,フィリピンは台風や洪水などといった自然災害もとても多く,そのたびに衛生環境が悪化して病気が流行するのだそうです。

貧富:
 フィリピンは貧富の差がとても大きい国だそうです。
 人口の40%の人たちが「貧困ライン」とよばれる1日1ドル未満で暮らしています。
 それに対し,全人口のうち3%しかいない富裕層が,国全体の資産の60%を所有していると言われています。

フィリピンの抱える問題

ストリートチルドレン:
 「ストリートチルドレン」とは,ユニセフの国際的な定義によると,1日最低4時間以上を路上ですごしている子どもたちのことです。
 フィリピンには,わかっているだけで5万人のストリートチルドレンがいるのだそうです。それも,1日平均9時間以上を路上で過ごしています。
 家のない子,家があっても食べたり寝たりする場所がない(子どもの数が多いことを思い出してください)子は,路上で物乞いや仕事をして暮らさなくてはなりません。
 フィリピンのストリートチルドレンの一番有名な仕事は「ゴミひろい」。道でプラスチックなどいろいろなゴミをひろい,何十キロものゴミを集め,1日やっと5円〜10円。それを家族の生活の足しにします。

教育が受けられない:
 3歳〜5歳くらいの子どもたちが,水を売ったり,リヤカーを引いて路上で仕事をしています。
 そのため,最初から学校に通うことは出来ません
 ストリートチルドレン以外でも,先住民や山奥の村の子どもたち,離島や地方の子どもたちは,教育や保健にまったくアクセスできません

ユニセフとNGOの活動

 ユニセフなどの国連機関だけでなく,フィリピンにはたくさんのNGOがあり,ストリートチルドレンに食物や寝場所を提供しています。
 ユニセフとこのようなNGOが協力するとき,資金支援(ユニセフがNGOに資金を渡して仕事をしてもらう),物品支援(食物・ベッド・子どもたちの制服などの支援)や技術支援(ユニセフの調査結果をNGOの活動のために伝達する)という3つの方法を取っているそうです。

募金で何が出来るの?

 ユニセフが支援している途上国の中で「もっとも裕福な国」の1つであるフィリピンで,1人の子が学校に通うのにどれくらいのお金が必要なのでしょうか。

・食事:140円(1日)
・ノートやえんぴつ:300円(1年分)
・制服:2000円(1年分)フィリピンは暑いので2〜3組で十分

 公立小中学校では授業料は無料です。しかし,ご飯が食べられないから学校に行けない,学校に行きたいが制服がないから行けないという状況がよくあるのです。最低限の食事と制服の支援をユニセフは行わなければなりません。

募金活動で集めるお金の大切さが分かりますね。

お礼をしましたこのあと,小林さんに子どもたちからたくさんの質問がされました。小林さんは1つ1つ丁寧に答えてくださり,子どもたちも熱心に聞き入っていました。

小林りんさん,ありがとうございました!
(小林りんさんのWebsiteはこちら:http://linkobayashi.com/)

集合写真

 さて,これから募金活動の開始です。
 まずみんなで会場の「恵比寿ガーデンプレイス」に移動し,オープニングセレモニーまで子どもネットのブースを設置しました。
子どもネットのブース
 このブースでは,「子どもエイズ宣言」を配布し,宣言に賛成してくれた人のサインが入ったカードでツリーをつくっていきました。沢山の人たちが協力してくれました。ありがとうございました。

ステージの著名人の方々 著名人の方々やアグネスチャン協会大使などのメッセージがあったオープニングセレモニーの後,1時間ほど募金活動をし,途中,一部のメンバーは「お台場メディアージュ」に移動しました。

 「お台場メディアージュ」の中はクリスマスが近いこともあって若者たちでにぎわっていました。熱心に募金をお願いすると,沢山の人たちが協力をしてくれました。


 ユニセフユースは,全般にあたり運営のお手伝いをしました。子どもたちの誘導や,恵比寿では著名人の方々の誘導も行いました。募金活動も子どもたちの先頭に立って一生懸命呼びかけました。最後にはみんなくたくたでしたが,みんな頑張りましたね。

ユースの感想:
今回私は初めての中央大会参加!ということで、とにかく募金を呼びかける側の人間の多さにびっくりでした。そういう人間が多いこと、そしてやはり芸能人の方がいらしてるということで、一人ひとりがもっている募金箱にお金が入る可能性は低く、「募金活動をしてるんだ!」という実感はなかなか得られなかった気がします。
また、せっかく子どもネットの子達がたくさんいるのに、子どもネットが中央のステージで紹介されることがなかったのも淋しかったです。
ただ、それでもやはりこういう場を経験することはいいことだと思うし、参加はして良かったなぁと思います☆
(みのり)

今度はもっと長い時間,子どもネットの子どもたちの力を前面に出して活動できるといいなと思っています。

来年もユニセフハンドインハンドを宜しくお願いします。

posted: 2007-08-21 16:00

posted by UCNY at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Event
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前[必須入力]:

メールアドレス:

WebPageアドレス(URL):

コメント[必須入力]:

コメントポリシーをお読みください
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます
この記事へのトラックバックURL
トラックバックポリシーをお読みください
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます

この記事へのトラックバック: